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船長の安全作業への思い
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起重機船 宏栄号

船長 
大津 英之

起重機船 宏栄号

船長 大津 英之

Q1. 印象に残っている仕事
A1. 四国の客先への入港時は入口が狭く、防波堤やプレジャーボートも多いので、船がぶつからないようにと毎回緊張する。自身は武蔵の運転長から副船長、現在宏栄号船長となったが、本船は他船に比べて小さく、潮や風で流される危険もあるので、見張りを立てたり補助ボートで隙間を確認しつつ注意深く入港している。
名古屋でのローディングアーム吊作業も品物が軽くて触れ回る事が多いので、それを制御するのに動き回るので大変だ。

Q2. 安全作業のために心がけていること
A2. 中止基準を守り、乗組員の安全を確保することを心がけている。 本船は夜中に走ってそのまま作業となる場合が多い。また、瀬戸内を走る際もジブを倒したり起こしたりの作業も多く、寝不足になりがちなので、回航を始めたらすぐに当直に入り、休憩を取らせるようにしている。
小さい故に台風等の荒天時には揺れや走錨に気を付けたり、外洋航海時にも気を遣う。

Q3. チームをまとめるのに気を付けていること
A3. 注意事項は甲板長・運転長を通じて皆に伝えている。
どうしても危ない時や度が過ぎた時は自身で叱責するが、きつくなってはいけないので。
怪我と事故がなければ、それで良い。
仕事が終わった後は皆それぞれの時間なので話しかけないように気遣う事もあるが、業務外では普通に話しかけている。

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